埼玉県加須市N様邸|エアコンをつけても冷えない…冷媒ガス不足が原因?


みなさんこんにちは!
埼玉のご家庭に安心を届けるさいたまエアコン修理本舗です!
加須市にお住まいのN様から、「エアコンをつけても全然冷えないから見てほしい」とのご相談がありました!
エアコンが効かないと故障かな?と思いがちですが、実は「冷媒ガス不足」ということもあるんです。
エアコンの「冷えない」「暖まらない」は同じ原因!?
お話を伺うと、ここ1〜2週間ほど前から「設定温度を下げても冷えない」「風は出ているけどぬるい」と感じるようになったとのこと。
最初は室外機まわりの汚れやフィルター詰まりを疑ってご自身で掃除されたそうですが…改善が見られず、当社にお問い合わせいただきました。
早速N様宅で室内機・室外機の動作チェックなどを行いました。その結果、冷媒ガスの不足がトラブルの原因であることが判明しました。
実は、エアコンが「冷えない」「暖まらない」という現象は冷媒ガスの不足が原因であることが多いのです。
冷媒ガスとは?


エアコンの室内機と室外機をつなぐ2本の配管の中を循環している物質です。
冷媒は「熱を運ぶ役割」を持っており、冷房のときは部屋の熱を外へ運び出し、暖房のときは外の熱を部屋の中に運び入れます。
エアコンが「冷えない」「暖まらない」時の原因は?冷媒ガスの不足について詳しく解説
お客様と相談の上、冷媒ガスの補充(ガスチャージ)を実施


まず真空ポンプで配管内をしっかりと真空引き(しんくうびき)し、内部の空気と水分を除去しました。
これは、配管内の空気や水分を真空ポンプで吸い出して、完全に空にする工程のこと。
この工程を省いてしまうと、さまざまな不具合を引き起こします。
真空引きをしないと起こるトラブル
- 冷媒と空気が混ざり、冷却効率が低下する
- 残った水分が凍って配管内が詰まる
- 湿気によって配管や機器内部がサビる
圧力計を確認しながら冷媒ガスを充填


続いて、いよいよ冷媒ガスのチャージ(補充)作業に入ります。
【手順】
①圧力計を接続し、準備を整える
室外機のサービスバルブに圧力計とホースを接続。
冷媒缶をつなぎ、漏れがないか慎重に確認します。
②メーカー指定の圧力を確認しながら充填
機種ごとに決まっている規定値をもとに、ガスを少しずつ慎重に補充。
圧力計の針を見ながら微調整し、オーバーチャージ(入れすぎ)を防止します。
※冷媒ガスの充填は資格が必要な専門作業です。誤った量を入れると故障やガス漏れの原因になるため、必ず専門の業者に依頼しましょう。
ひんやりした風がエアコンから出るようになりました!
ガスチャージを行ってエアコンを稼働させたところ、ひんやり心地よい風が♪
N様からは「わぁ〜感動です!直らなかったらどうしようかと心配で心配で…笑 ありがとうございます!」と嬉しいお言葉をいただけました。


暖かい空気を送り出すためにも冷媒ガスは必要なので、これから寒くなる季節に向けてガスチャージできてグッドタイミングでした!
今回のように、冷媒ガスは少しずつ漏れたり、経年で圧力が下がったりすることがあります。冷暖問わずエアコンの効きが悪い・室外機の音が大きい・霜がつくといった症状がある場合は、早めの点検がおすすめです。
「最近エアコンの効きが悪いかも?」と感じたら、さいたまエアコン修理本舗までお気軽にご相談ください!


最後までご覧いただきありがとうございました!
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