エアコンのランプが点滅して動かない!メーカーごとのサインと原因別の対処法


急にエアコンのランプが点滅し、作動を停止してしまうと不安になりますよね。
この現象はエアコンが何らかのサインを出していることを表しています。
なお、理由は1つではなく、様々な原因が考えられます。
正常な挙動の場合もありますし、中には深刻な問題を知らせるサインの場合もあります。
そこで今回はエアコンのランプが点滅して動かなくなった場合のメーカー別サイン、原因と対処法、よくある質問まで詳しく解説します。
エアコンが急に止まってお困りの際には、ぜひご参考になさってください。
メーカー別!ランプの点滅で分かるサイン
メーカーによってはランプの点滅によって故障や不具合を知らせてくれます。
代表的なサインは以下の通りです。
| 表示方法 | エラー内容 | |
![]() ![]() | 運転ランプ ナビランプの点滅 | ・室内機または室外機の故障を検知 |
![]() ![]() | 運転ランプ みはりランプの点滅 | ・室外基板等の点検・交換など |
![]() ![]() | 運転ランプ みはりランプ 7回点滅 | ・ガス/熱交換器関係異常 ・ガス不足、冷凍サイクル部品/室外電気部品の故障 |
上記のサインが表れた場合は無理に使い続けると故障の原因や電気代が無駄にかかってしまうため、早めの対処が必要です。
また、他にもランプが点滅する原因があります。次の項目で思い当たる原因があるか、確認してみてください。
エアコンのランプが点滅する主な5つの原因と対処法
エアコンのランプが点滅する原因は様々なケースが考えられます。
以下に、主な原因と対処法をそれぞれ紹介します。
①フィルターの汚れ


ホコリや汚れがフィルターに蓄積している場合にランプが点滅する場合があります。
特に最新機種に多く、自動検知機能によって清掃時期を知らせます。
2~3か月以上フィルターの掃除をしていない場合は、これが原因である可能性が考えられます。
フィルターの汚れを放置すると作動に支障をきたすだけでなく、カビが生えていると喘息やシックハウス症候群などの原因にもなりかねないので、定期的に清掃をしましょう。
対処方法
フィルターを取り外し、掃除機で表面のホコリを吸い、裏側は水洗いをしましょう。
洗ったフィルターはタオルなどで水気を拭き取り、完全に乾いたことを確認してからエアコンに付け直してください。
その後、エアコンの取り扱い説明書に記載されているフィルターサインのリセット方法をお試しください。
取扱説明書を紛失した場合はメーカーサイトで型番検索をし、確認しましょう。
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②霜取り運転中


エアコンの暖房運転中にランプが点滅した場合は霜取り運転が作動しているかもしれません。
これは室外機の熱交換器に付着した霜を取る機能ですので、正常な動作です。
主に冬の寒い日や湿度が高い環境でよく見られます。
対処方法
霜取り運転でランプが点滅している場合は正常な動作で、1時間に1~2回程度作動することがあります。
頻繁に作動する場合や25分以上点滅が続く、暖房が付かない場合はエアコン修理業者に相談をしましょう。
③カバーが閉まっていない


意外と多いのがエアコンのカバーが閉まっていない場合のサインです。
最近、エアコンのカバーを開けた場合は閉まっていない可能性があります。
また、フィルターがきちんと取り付けられていない場合や全面パネルのロック不良も考えられます。
対処方法
フロントパネルの下に隙間がないか、フィルターが正しい向きで設置されているか確認してみましょう。
なお、経年劣化によりパーツが歪んでカバーが閉まらない場合があります。
エアコン修理業者に連絡し、部品交換が必要かどうか確認してもらいましょう。
④室内機、または室外機の故障


エアコン内部の基板が劣化したり、結露によって水に触れたりすると、電子部品が正常に作動しなくなります。
10年以上使用し続けていると多いのはコンプレッサーの寿命です。
他にも室外機のファンモーターの異常による自動停止、ケーブルの接触不良なども考えられます。
対処方法
運転開始直後に停止する場合や異音がする場合、長く使用し続けている場合は故障の可能性があります。
故障が疑われる場合は火災や漏電の恐れもあるため使用をやめ、早めにエアコン修理業者にご相談ください。
\水漏れが起こっている場合はこちら/
⑤冷媒ガス漏れ


エアコンは冷媒ガスという気体を使って冷房を機能させています。
冷媒ガスは配管の劣化や破損、設置ミスなどによって漏れてしまう場合があり、不足するとエアコンが正しく機能しません。
室内機から「ゴロゴロ」「シュー」という異音がする、室外機に結露が見られる、水漏れが起こっている場合はガス漏れの可能性があります。
対処方法
冷媒ガスの補充は専門の工具や資格が必要なので、エアコン修理業者に連絡をしましょう。
補充だけでなく、冷媒ガスが漏れた原因も確認してもらい、問題を根本から解決する必要があります。
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エアコンのランプ点滅に関するよくある質問
ここではエアコンのランプが点滅し、作動しなくなった場合によくいただくご質問をまとめました。
Q1.どんな時に業者に来てもらえばいいですか?
A.フィルターの掃除やリセット操作をしても改善しない場合、異音や焦げ臭さを感じる、配管に霜が付いている場合は基板の故障、冷媒系統の異常が疑われ、専用の工具や資格が必要になります。
火災などのトラブルになる場合もあるので、早めのご相談をおすすめします。
Q2.故障していたら買い換えなければなりませんか?
A.原因によっては簡単な修理や交換、冷媒ガスの補充のみで問題なくご使用し続けられる場合もあります。
まずは原因を探り、修理が可能かどうかを業者に見てもらいましょう。
見積もりを取って修理か買い換えか、修理業者の話を聞いてご検討いただければと思います。
Q3.修理費用はいくらですか?
A.修理費用は原因によって異なり、簡単な修理(フィルター清掃やリセット)なら数千円、部品交換が必要な場合は数万円かかることもあります。
業者によっても費用は異なるため、まずは見積もりを取ってから修理をご依頼されるかご検討ください。


Q4.作業時間はどのくらいですか?
A.原因や作業内容により異なりますが、一例として冷媒ガスの補充には約30~60分、水漏れ修理には約60~90分が目安です。
エアコンのお困りごとは『さいたまエアコン修理本舗』にご相談を!


毎日使っていたエアコンのランプが急に点滅し、動作を停止すると驚かれるかもしれません。
中にはエアコンの機能が正常に動作している場合やフィルターの掃除のサインである場合もあります。
しかし、故障や冷媒ガスの不足、更には深刻な状態の場合もありますので、できるだけ早めに問題を解決して快適な環境を取り戻しましょう。
エアコンはこのように、突然予期しない挙動を示すことがあります。
私たち、さいたまエアコン修理本舗はエアコンに関するプロフェッショナル集団です。
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